7月10日(土)NPO新山川草木 22世紀の森 草刈り
7月10日土曜日 天候:曇り
参加:25名(大人21名、子供4名、体験1名)
8時30分JR当別駅駐車場に集合。
おーっと、ウッディーズの面々の車で駐車場が満車状態だ。(こんなの見たことねぇ~わ)
全員集合!!いざ出発。
で、実はここからが結構遠いのです。
長~~~~い車列を組んで本日のフィールド『当別22世紀の森』へ向かいます。
当別ダムを通過し、出発から約30分で到着です。
あらら、入り口の道から草ぼうぼうではあ~りませんか。
いったいフィールドはどうなっていることやら・・・不安がよぎります。
到着してみると不安は的中。草ぼうぼうです。
しかしこんな状況に、がぜんやる気を出すのがウッディーズでもあります。
身支度を済ませ、新山川草木さんを中心にほかの団体さんも含め全員集合しミーティング
です。(ウッディーズが一番多かったりしますが・・・)
その後、冨士本会長により、刈り払い機の安全な使い方と作業中の注意についてレクチャーが行われました。
それから各々分散しそれぞれの作業場へ。
会長と宮田氏と数名のメンバーはチェーンソーを使用しての木の伐採講習へ。
ほかのメンバーは草刈りへ。
手鎌を使用しての手刈り班と刈払い機班に分かれます。さらに刈払い機班は自前機を使うベテラングループと、会の機械を使う初心者グループに分かれて作業を行います。
今回の作業場は2011年に植林した区域です。
このフィールドはアブや蚊がいるうえに木陰がなく炎天下で作業するには過酷なのですが、幸いにも本日の天候はくもりです。
しかしながら腰の高さほどに伸びた草は太く密集し、刈り取るには手ごわい状況です。
まず手刈り班が先行して幼木を傷めないように周囲の草を刈ります。そのあとに刈払い機が続きますが、接近作業にならないよう刈払い機班は道路の脇・平場・植樹帯と分散して作業します。
草をかき分けながら行う手刈りは重労働で、今日の作業の中では一番きつかったのではないでしょうか。
手刈り班のみなさま大変お疲れさまでした。
休憩を取りながら水分を補給しつつ作業をして、いよいよお楽しみの昼食タイムです。
いつもながら、炭をおこしてのバーベキューであります。
段取りだけでも相当な準備と労力が必要です。(感謝感謝)
お肉も焼きそばも漬物もチーズの燻製も、他にいっぱいあった食べ物ぜーーーーんぶ美味しかったです。
新山川草木の皆様、いつも本当にありがとうございます。
新山川草木さんの管理しているこの森のルーツは、1989年に誕生した北海道ボランティアレンジャー『山川草木を育てる集い』にあります。
“どろ亀さん”こと髙橋延清先生(東京大学名誉教授)と、“荒馬さん”こと野月筆雄さんが北海道に1本でも多く木を植える活動を始めました。
その活動は遠方から離島まで出かけ植樹をするというもので2002年の秋まで続きました。
2002年1月にどろ亀さんが、後を追うように2003年3月に荒馬さんが旅立ちましたが、
仲間たちが2人の意思を引き継ぎ、会の名前に“新”をつけ2003年10月『NPO法人 新山川草木を育てる集い』を設立し現在に至ります。
どろ亀さんが「道民の森の入り口に一休みしてぶらぶら散策できるような場所がほしいものだ」と話していたことからこの場所「当別22世紀の森」に、多雪地水田跡での広葉樹植林として2003年から2012年まで、広さ11ヘクタールに植林し、以降は森の管理をおこなっています。
札幌ウッディーズは2007年からこの活動に参加しています。
今後もこの活動に加わり、この森の行く末を見守りたいものです。
(バーベキューを楽しみにしつつ・・・)
昼食後に解散の予定でしたが、多少のやり残しもあり、また「やり足りねぇ~」との声もあり、区切りの良いところまで作業をしました。
けがもなく虫刺されも少なく無事に作業終了です。
多くの人に参加いただいたので作業もはかどりました。
使用した機械の清掃と整備をし、反省会と終礼。
体験の早坂さんも入会されました。(パチパチパチ)
また仲間が一人増えました。ありがたいことです。
今後も無理せず“楽しく”活動しましょう。
暑い中での活動、みなさま大変お疲れさまでした。
(まつだ)