活動の記録

8月6日(土)柴原山林(枯損木処理、笹刈り)

参加者:14名(体験者2名を含む) 天候:くもり

今回は前回に引き続き、柴原山林での伐倒作業と下草刈りです。
こちらの現場ははじめてですが、足を踏み出すたびにバッタとコオロギが跳び出すので虫好きとしては気分が上がりますね。

朝礼では熱中症対策にこまめに水分をとること、刈り払い機とチェンソーを扱うので充分周囲に注意するようにと呼びかけがありました。前回の枝打ち時のヒヤリハット報告後、気を引き締めて作業に入ります。今回は2名体験参加の方がいらっしゃいました。

下草刈りは刈り払い機班と手鎌班に分かれます。
午前中は肩の丈ほどのササが茂っている広場の下草刈りに参加しました。ササに埋もれている幼木を刈らないよう、目印を立てていきます。小さすぎて踏んづけてしまいそうな幼木も次々と見つける北山さん。頼もしいです。
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ノニレ、キタコブシ、イタヤカエデ、ヤマモミジ、コシアブラ・・・実はたくさんの木が育つ広場でした。

刈り払い機班は森手前の再び生え出した下草を丁寧に刈っていきます。体験の方のうち1名は刈り払い機で下草刈り作業に参加、余裕の笑顔を見せてくれました。
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もう一名はノコギリで細い木を倒すレクチャーを受けています。木を倒すのははじめてとのことでした。
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お昼は冷麺をいただきました。そして宮田さんからニシン漬の差し入れが!ほどよい塩味が染み入ります。
めいめい過ごすお昼休憩、北山さんが図鑑のコピーを持ってきてくれたので、アカマツとアカエゾマツとエゾマツの違いについて見比べる一画もありました。

午後からは一部の刈り払い機の燃料が切れたので、伐倒作業、丸太運びと枝の片付けが中心です。手際よく次々と倒していきます。枝打ちもなんだか競争のよう。
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そして丸太を運び出すため軽トラを林内まで移動させ、ひたすら乗せる、運ぶ、下ろすの繰り返し。
途中車体の下に丸太が転がり込み軽トラが進めないハプニングもありました。ですがそこは屈強な4名の一押しでなんなく脱出。
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そして増えすぎていたシラカバを倒し尽くした後のやり切った背中です。爽快な眺めでした。
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撤収を始めかけたときに枝と一緒に転がるミズナラの枝を発見。「もったいない!」と場が沸き、あっという間に玉切りにされ、荷台へ。ミズナラの人気がうかがえますね。
最後は降ろした丸太をそれぞれが自分の車に積んでいきます。更に33センチ(30センチではダメだそうです)に切り分けていく方も。
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今回はヒヤリハットもなく無事終わりました。
作業しやすい気温に涼風、毎回こうだとありがたいです。
持ち帰られたみなさん、薪割りがんばってくださいね~。

記:柴崎

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