活動の記録

5月28日(日)北山山林 枝打ち

参加人数:22名 天候:くもり

入会3年目に突入したやまだです。今回、初リーダーを務めました。
作業場所は、千歳市平和の北山山林です。千歳ICのほど近く。
作業は、アカマツの枝打ちです。

参加人数は22名。今年度は多数の参加者の集う現場が続きます。集合時刻の20分前に全員集合しました。みなさんのやる気が感じられますね!
朝礼の後、現地に移動です。10分くらい山道を進みます。途中から道が狭くなりますが、これでも前年よりも整備された道だそうです。
北山さんいわく、 「環境税」を利用して整備された道 とのことです。(帰宅後調べてみると、「環境税」は特別会計の枠組みの「森林環境譲与税」で、市町村に交付されるそうです。ちなみに令和6年度からは個人住民税が1000円引き上げられ、「森林環境譲与税」に利用されます。つまり増税です。世知辛い。。)

現地到着後、北山さんから枝打ち対象の木々の紹介があり、続けて冨士本会長から枝打ちのやり方について説明がありました。まとめると以下の通りです。

– 枝打ちをすることで木々の光合成が促進される
– 下側三分の一くらいの枝を払う
– 枝の根元の少し膨れている箇所(枝座)ではなく、根元から少しだけ離れたところから枝を切るように。枝座を切ると木の回復が遅れ、最悪枯れてしまうため
– 怪我防止のため、ノコギリの引く側に手や体がないように

作業が開始されると、うっそうとした木々がキレイさっぱりに!やればやるほど成果が出るのでみな黙々と(たまに雑談しつつ)作業をしていました。積もり積もった枝たちからはティーツリーの精油のような爽やかな香りが漂います。
5月28日(日)北山山林 枝打ち_c0173813_15125466.jpg
私の作業中、ある枝を切ろうとした時にびっくり仰天!
へ、ヘビ?!噛まれないように少し回り込んで慎重に枝落としをしていると、よく見ると足が。ヘビではなくトカゲでした笑
5月28日(日)北山山林 枝打ち_c0173813_15125981.jpg
お昼はジンギスカンをいただきました。コロナがだいぶ落ち着きつつも油断はできないので、希望者のみがいただきます。北山さんからアスパラ、他メンバーからフキ、行者ニンニク、きゅうりなどの差し入れがあり、焼き場も会話も賑やかなランチになりました。この時間を一番楽しみにしている人は私だけではないはず(笑)。
5月28日(日)北山山林 枝打ち_c0173813_15130068.jpg 5月28日(日)北山山林 枝打ち_c0173813_15125845.jpg

お腹が膨れたまま午後の作業へ。参加者が多く作業が捗ったこともあり、少し早めの14時頃の作業終了でした。
5月28日(日)北山山林 枝打ち_c0173813_15125593.jpg 5月28日(日)北山山林 枝打ち_c0173813_15125732.jpg
終礼でいつものヒヤリハットの確認。振り下ろしたナタが危うく自分のスネに当たりそうになるという報告がありました。怪我や事故の可能性を下げるためにも、このような実例報告の共有は非常に重要ですね。

最後に改めて北山さんからご挨拶。「木々の伐採は森林組合にお願いできるけど、枝打ちは実施してもらえないので、本当にありがたい」とお言葉いただきました。
冨士本会長は「このような他にはお願いできない作業こそ我々ボランティアの活躍の場だ」とありました。

本記事を執筆しながら改めて、当団体の存在意義を再確認できた1日になったな、と思い出したところで締めさせていただきます。
(記:山田)

<< 前へ    ▲トップへ    次へ >>