活動の記録

11月28日(日)苫東環境コモンズ 育林コンペ(枯損木処理、林床整理、薪材集め)


参加者:9名  天候:晴れ

人の記憶は曖昧なものです。今日の活動境界のことで、こんなやり取りがありました。

「この先に沼がある」「柵だよ」「沼」「柵」「4人で行ったんだから間違いないよー」

”会長 対 レディーズ” はレディース圧巻勝利の瞬間でした。

この風潮はどの世も違わず、我らがウッディーズも例外ではないようです。

さて、気を取り直して、今回の任務?失礼しました現場は丁度一年前、私を森人ライフへ誘った苫東環境コモンズ 育林コンペ、通称?苫東コモンズ。11月2回目となる今回は、シーズンを締めくくる最終日に相応しく雪景色からのスタートでした。

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待ち合わせ場所の苫東中央ステーションまで自宅から通常30分とかかりませんが、昨日まで東京へ出張している間に道路も薄ら冬化粧に様変わりしているため、いつも以上に慎重に集合場所へ向かいました。現場までは、薄氷の水溜りや雪混じりの泥林道を数分走って到着です。

途中ひっそりと小屋があるをご存知かと思いますが、周辺に積まれた薪を持っていく不届き者がいたとの情報を得ております。後日積み残しの薪材を運搬する際は、くれぐれもその様な輩と間違われることのない様、手続きと細心の注意が必要です。

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ミーティングでは前回お話があった通り1㏊当たり1,500本程度の樹林密度を目標に管理しつつも、本コンペ活動参加5年?にして作業ポリシーの一部を見直す岐路にあるのではとの意見もちらほらとありましたが、その辺りは役員会に委ねたいと考えます。また恒例の安全啓発ですが、今回残念ながら不参加となった松田さんより託された安全に関する諸注意事項を冨士本会長より再徹底されました。加えて、「沢山の危険を排除することで少しばかりの安全が成り立っている」との名言を残し、会長の威厳が回復されたところで標準Ver ラジオ体操を行い、作業の開始です。

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寒さと前回の作業進度を考慮し、枯損木の処理と間伐材の運搬及び積載作業後のラーメンタイムを掲げたため、手際とチームワークで首尾良く作業を昼までに完了することができました。登山者が山頂でカップラーメンを食べて満足感を得るのと同じく、軽く汗をかいて一定の成果を得られた後のラーメンは自然環境と相まって本当に気持ちが良いものです。まさに「整いました!」色々準備して頂いた佐藤さんはじめ、お湯等の持ち寄りありがとうございました!

また、恵庭市役所より頂いたお菓子とサンガリヤコーヒーを余すことなく分配し、早めの解散となりました。

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今回も透き通った青空や森の香り、同じ志を持った仲間との会話を楽しむことができ、参加された方々にとって充実した一日となったことと推察致します。

残す行事は忘年会とのことですが、未だ宿敵コロナは姿形を変貌させ警戒の隙を突いて忍び寄るかも知れません。会長の名言をお借りしまして、「沢山の感染リスクを排除することで少しばかりの森林保全活動が成り立っている」と変換させていただき、この一年を振り返りながら本年最後の活動を楽しんでいただければと考えます。

海岡:記

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