森林人通信

2024年 ≪夏号≫ Vol.130  2024.8

6月、7月、8月の活動のあらすじ

  • ●6/23(日)高川山林 道作り・道の整備  参加者:25名
  • ●7/13(土)22世紀の森 草刈り・間伐  参加者:13名
  • ●8/10(土)ちゅぷの丘 アカシアの皆伐・玉切り・材運び・笹刈り  参加者:23名
  • ●8/25(日)江別市1 防風林灌木・枯損木処理  参加者:29名

刈払機の台数により人数制限… 心苦しい

●7月13日(土)22世紀の森 草刈り・間伐

参加人数:13名 天候:快晴

 見事な快晴のもと、当別ダムの美しさを眺めながら快適に集合場所へ向かいました。お天気がいいせいか、集合場所にはライダーの皆さんもご機嫌に集合されていました。
ウッディーズも皆さんも早めに集合、15分前には現場へ移動しました。
 ラジオ体操、刈払い機の準備、22世紀の森の永野さんとの打ち合わせを経て、各自現場に散っていきました。
 今回は畝の草刈りはなく、道路の草刈りがメインなので余裕でお昼前には終わるなぁと予想。
 間伐の希望がありましたので、太い木もないため冨士本会長が一人で頑張りました。

 草丈はやはりかなりの長さなので、なかなかの草刈り。気温は高温ではないとはいえ動けばやはり暑いです。

 各自水分補給、休憩を入れながら11時前には作業完了。
今回は松前に転勤されている村上さんが久しぶりに参戦。若々しい力です。またご無沙汰の両国さんも参加。


新しい仲間の多い中、久しぶりのお顔もうれしいことです。
 お昼は、いつも通り22世の森さんが準備をしてくださったバーベキュー!おいしい米のおにぎり、漬物、塩麹漬けの鶏肉や豚バラ、存分に味わわせていただきました。

昼のお天気は見事な青空の元、さわやかな風も吹き、高級リゾートの味わいでした。(なんと!食べるのが夢中で、写真が一枚も撮れていないという失態!!
 いつも事前に準備いただいて、大変ありがとうございます。ウッディーズ一同感謝の気持ちでいっぱいです!)

 もう何年この現場に入っていることでしょう。植樹の畝の草刈りの長かったこと、厳しい日差しの中の作業を何年もやって、その木々達は背丈も十分に伸び、しっかりと森の様相を呈してまいりました。22世の森の藤原先生もお年を召され、穏やかなお顔を拝見できるのは有難いことです。一年に一回でもこうして草刈をするとこの現場に入る道は守られていきます。草刈りの大切さを実感できる現場です。
 活動内容(刈払機の台数の問題)により人数制限をしなくてはいけない状態で、有難い悩みとは言え、とても心苦しさを感じる役員です。なんとか別の手立てはないものかとまた検討を続けて参ります。今回もご遠慮いただいた皆様、めげずに早めに表明ください。

 

(記:佐藤)

初めての活動場所、素晴らしいフィールド!

●8月10日(土)ちゅぷの丘 アカシアの皆伐/玉切り/材運び/笹刈り

参加者:23名 天候:快晴

 今年初めてのこの現場は、栗沢町の「ちゅぷの丘」と命名されています。栗沢町在住のママさんグループが月に何回か「子供たちを自然あふれる山の中で遊ばせたい!」という趣旨の “森の幼稚園” さんと、そこに賛同した、山主さんの日端さんがご自分の山を活動の場所として提供しているというご関係。
先日、コープの授与式でご一緒になった “森の幼稚園” さんとの会話で、森の管理に困っているとのことで、ウッディーズが 森の幼稚園さん(日端さんの山)の保全活動をお手伝いをさせて頂くご縁ができたことが経緯です。
 ちゅぷの丘は、花のある綺麗な山にしたいということで、花の植栽もあり、小高い丘は眺望が素晴らしく、作業もしやすい素晴らしいフィールドです。
 私佐藤は、会長と下見にも行ったのですが、驚異的な方向音痴なため今回は高速道路の使用を決意。まずは遅刻回避で安全に集合場所に到着。皆さんも無事に集まってきていました。
 帯広に転勤になった光山さんご夫妻も遠路はるばる参加。久しぶりのお顔は森さん、海岡さんも久しぶりなような。前回は雨天中止だったので、一月ぶりの集合にみんなニンマリ笑顔です!
 すぐに近くの活動フィールドに移動、駐車スペースも草刈りをしてくださっていたので、20台くらいも収まりました。

 朝礼で「ちゅぷの丘」の菊谷さん、山主さん日端さんと全員そろって顔合わせ。宮田リーダーが作業分担・安全告知を行いました。
 今回は会長が所用でお休みで、作業現場を知る人が少ないため、より緊張感を持って作業をするよう指示がありました。

 作業内容はニセアカシアの皆伐と作業道・材運び用の道の草刈。それぞれの作業分担をして、くれぐれも危険のないよう十分な注意喚起をして作業開始。
 作業道の草刈りからスタートするも、刈払い機の台数不足か、また笹が多くて作業がうまく進みませんでした。作業道が整う前から宮田さんは一人先行して伐倒と、作業道が整ってからは玉切班が作業を開始し、その後材運びとなるのですが、とにかく暑い!!!凄い暑さのため、みんなドンドン体力を奪われていきます。
日端さんが、凍らせた飲み物やおやつをご用意くださって、いくらあっても足りない水分補給にとても助かりました。
 途中、桑原さんが熱中症一歩手前。また、草の背丈が高くて、他の人の作業が見ずらい。特に伐倒者の位置と伐倒方向が見えにくかったなど、今回は初めてのフィールドだったので、反省と次回からの対策を考えることができました。
今回残念ながらヒヤリ・ハット報告が出ています。

 昼は、みんなで木陰でゆっくりと。これだけ暑いのに、日陰で休めば風も吹いてリゾート気分です。蝉の合唱がこれでもかーー!というほどの大音響。ところが、木を数本たたくとスッと鳴き声は小さくなるんです、不思議なものですね。

 薪材希望者も多く、桑原さんが積みやすい駐車場までピストン輸送。もう皆さん暑さでへとへと!

私も終了目前で、熱中症回避のため休憩場所へ早退。
したら、いたの、へび!「ぎゃーーーーー!」(14年一度もお会いしてなったのに”(-“”-)”) と活動は終わりました。
暑かったぁーーー!

(記:佐藤)

背丈ほどの「オオハンゴソウ」と「太いヤナギ」に苦戦!

●8月25日(日) 江別市1 防風林灌木・枯損木処理

参加者:29名 天候:晴天

 虫の声が聞こえ始めましたがまだまだ暑いですね。
今回は江別市野幌、珍しく住宅地の真ん中での作業です。普通の道路横を下るといきなり長い緑地が現れておどろきました。
川沿いの草刈りとヤナギ等の皆伐、奥敷地の草刈りを29名で手分けして行います。

 朝礼ではリーダーの冨士本さんから、失くしものが多いこと(共有物は大切に扱うこと)
また事故のないよう一人ひとり目配り耳配り気配りすること、など注意がありました。
 江別市役所の方が2名参加され、将来この場所は「自然を生かした空間として利活用する予定」というお話を聞きました。

市役所の方、なんとクワガタに夢中なお子さんのために虫取り網とカゴを持参してきていました。休日出勤なのでしょうが楽しんで参加されているようでよかったです。

 背丈ほどのオオハンゴウソウと奔放に育った太いヤナギ。量が多くまた暑いのでめいめい休息を入れながらの作業です。こういうのんびりした空気が日頃のいい息抜きになりますね。

 川沿いの木はそのまま倒すと川に落ちてしまうような傾いだものが多く、時にロープで引っ張りながらの伐倒作業となりました。腐れていたりとポキポキ折れて運ぶのも難儀しました。

 お昼は友子さん特製のきゅうりの漬物とスイカをいただきました。体を冷ますのにとても嬉しい差し入れです。ごちそうさまでした。

 

 3ヶ月ぶりの参加なので気合い入れていましたが、後半疲れてほどほどに落ち着きました。
みなさんも同じなのか、あの木をどう倒そうか談義で腰を落ち着けているうちに午後の活動も終了。
 ヒヤリハットもなくクワガタも捕まえられて、気持ちのいい1日となりました。
次はクワガタだけでなくヘビも捕まえてみたいですね。

(記:柴崎)

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